日差しが強くなるにつれて気を付けなければならないのがお肌のトラブルです。
特に紫外線が強くなる頃からしっかりとシミ対策をしておくことが、今後のお肌に大きな差を生みます。
正しいシミ対策をして、今年も夏を美白で乗り切りたいものです。
シミ対策と一口に言っても、紫外線を浴びないようにする予防対策、浴びた紫外線がメラニンになるのを防ぐ予防対策、できてしまったシミを薄くするシミ対策とその切り口は色々です。
複合的にアプローチして、シミを作らないサイクルを作りましょう。
この記事の目次
- シミ対策は紫外線を浴びない事が一番大切
- やっぱり万能!シミにはビタミンC誘導体
- 注目の美容成分トラネキサム酸
- もはや定番!?アルブチン
- できてしまったシミにはハイドロキノン
- インナーケアで内側からシミ対策
- 終わりに
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- 終わりに
シミ対策は紫外線を浴びない事が一番大切
言うまでもありませんが、シミの原因となるメラニンは紫外線に反応して生み出されます。
シミ対策に一番効果的なのは紫外線をできるだけ浴びない事です。
紫外線はシミを増やす他にも肌への悪影響は少なくありません。
例えば皮膚の乾燥を加速させたり、ハリや弾力を失わせたりと枚挙にいとまがありません。
具体的な予防策は、日焼け止めの使用や帽子の着用、日傘の使用などです。
特に日焼け止めは汗をかいたり、時間が経ったりしたらこまめに塗りなおすことが大切です。
最近ではお化粧の上からスプレーできるタイプの日焼け止めもあり、上手に取り入れたいですね。
やっぱり万能!シミにはビタミンC誘導体
美白と言えばビタミンC誘導体のイメージが強いですね。
ビタミンC誘導体にはシミを引き起こす活性酸素やメラニンにアプローチして、シミができるのを防ぐ働きがあります。
また、できてしまったシミを還元する作用もあることから積極的に取り入れたい成分の一つです。
その他にも毛穴を引き締める効果などもあり、シミ対策だけにとどまらない魅力があります。
ビタミンC誘導体はイオン導入器などの美容家電と組み合わせるとさらに効果を実感できるのもうれしいですね。
ただ、ビタミンC誘導体は単品だと肌の乾燥を招く恐れがあるので、乾燥肌の方には注意が必要です。
保湿対策を万全にするなどのケアが必要でしょう。
注目の美容成分トラネキサム酸
化粧水などに含まれていて名前をを知っている方も多いと思います。
トラネキサム酸の働きはメラニン色素が生成されるのを抑える働きと、炎症を抑える働きがあります。
美白効果だけでなく、肌荒れを改善する効果もあるのがうれしいですね。
服用した場合は肝斑の改善にも効果があります。
もはや定番!?アルブチン
アルブチンも身近な化粧水などに含まれている成分です。
チロシナーゼに直接作用してメラニンの合成をブロックすることにより、日焼け後にできるシミを予防する働きを持ちます。
また肌に吸収されると後述のハイドロキノンとなり、メラニン色素を除去する働きがあります。
できてしまったシミにはハイドロキノン
アメリカで美白成分といえばハイドロキノンが主流で、「肌の漂白剤」と呼ばれているほどの美白パワーを持っています。
チロシナーゼ活性化を阻害する作用と、メラニンを薄くする漂白・還元作用の両方を兼ね備えています。
皮膚科の処方が一般的でしたが、近年低濃度でも化粧品配合が可能になっています。
ピンポイントで使う美容液タイプが多く、特定のシミを狙ってケアしたい場合に向いています。
インナーケアで内側からシミ対策
シミ対策の一環に飲むタイプの美白サプリメントを取り入れるもの有効な手段です。
多くのシミ対策サプリメントは肌の新陳代謝を促し、シミの排出を助ける働きがメインになっています。
そこにプラスして美白成分のビタミンCやアルブチン、プラセンタなどをバランスよく配合して錠剤にしてあります。
シミの中でも特に肝斑の改善には内服薬が効果的で、効果の実感も比較的早く感じることができるようです。
終わりに
シミ対策には色々な成分があって迷ってしましますが、アプローチ方法の多くはメラニンの生成を抑える働きであると言った方がいいと思います。
シミはできる前に予防することが一番効果があると言う事です。
一番重要なのは直射日光などの日差しを避けて十分に日焼け対策をすることですが、全く紫外線を浴びない生活と言うのは無理なのが現実です。
浴びた紫外線を無効にする努力をしてシミを作らない、濃くしない努力が現実的なシミ対策と言えるでしょう。
上述した成分以外にもこうじ酸やエラグ酸、ルシノールなど美白成分は数ありますが、大切なのは自分の肌に合うかどうか、自分の肌に効果があるがどうかという点だと思います。
お肌に合った美白成分を見つけて納得のいくシミ対策をしましょう。
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