恋愛と聞いて、どんなことをあなたは思い浮かべますか。恋愛とはとてもドキドキする幸せなイメージが多いものです。
今その人が置かれている状況によって、同じ恋愛でも楽しい、幸せだなと感じる人もいれば、逆につらいものだと思ってしまう人もいると思います。
皆さんが思い浮かべるように、恋愛とはたくさんあるのです。ところで、恋愛依存症という言葉を知っていますか。
恋愛依存症という言葉を、聞いたことがある人もいれば初めて聞く人もいるかと思います。
この記事の目次
- あなたは平気?女性に多い恋愛依存って
- 依存するってなんだろう
- 依存してしまいやすいものって?
- 恋愛って依存するほどのめり込むの?
- 恋愛に依存するキッカケはささいなことから
- 恋愛に依存するパターン
- 自分が求められたいという欲求が依存への始まりに
- 恋愛依存からぬけだすには
あなたは平気?女性に多い恋愛依存って
依存するってなんだろう
そもそも依存とはどういうことなのでしょうか。
依存とは、一般的に、その対象物がなくてはどうしようもなくなってしまう症状のことです。
その刺激を追い求めてしまうだけでなく、その刺激がなければ心が落ち着くことがなくなってきたり、欲求を抑えることができずにさまざまなリスクを求めてしまいます。
依存してしまいやすいものって?
依存してしまいやすい主なものには、薬物やアルコール、ギャンブルなどがあります。薬物やアルコールなどに依存してしまうと、身体だけでなく心も蝕んでしまいます。
気がついてしまったときには、やめようと思う本人の意思だけでは、どうしようもなくなってしまうことがほとんどです。
ギャンブルについても同じで、ギャンブルに依存してしまうと、もう少しお金があればという気持ちから、さまざまなところでお金を借りていくようになってしまいます。
それを繰り返しているうちに、生活をしていくことが難しくなってきます。ギャンブル依存は、それだけには留まらず、伴って社会的信用も失いがちになってしまうのです。
それだけに、その行為や対象となるものが、ただ好きという感情だけで繰り返しているのではなく、依存してしまうということは恐ろしいものなのです。
恋愛って依存するほどのめり込むの?
恋愛依存とは、やわらかな言葉のように聞こえますが、他の対象物と同じように重大な病気の一つだと考えることができます。
恋愛依存の対象物は、基本的に異性となります。私という存在を誰かに愛してもらいたい。必要としてもらいたいと強く思う気持ちからなるのだと考えられます。
この症状は、誰がなっても不思議ではないものですが、一般的に寂しがりやの人に多く見られるものだと思います。
恋愛に依存するキッカケはささいなことから
普段の生活では、友人たちとワイワイ過ごしていたとしても、実はそれは表面上のことだけといったことが多いのです。
友人と離れて一人になってしまうと急に心細くなってしまい、いろいろなことを考えはじめ、悩んでしまいます。
とにかく、一人では不安。誰かに必要とされたいといった思いから、恋愛依存は始まってしまうのです。
恋愛に依存するパターン
恋愛依存になるキッカケはさまざまですが、一つの例を挙げたいと思います。
どちらかといえば人見知りな女性がいました。彼女は、年齢にあった恋愛をしていて、特に変わったこともありませんでした。
あるとき、好きになって付き合い始めた彼氏が原因で、恋愛依存へと変わりました。彼女は本気でしたが、遊ばれていることがわかり、誰も信用できなくなってしまったのです。
その後から彼女は、彼氏が途切れることなく、恋愛を繰り返しました。
自分が求められたいという欲求が依存への始まりに
このように文章に表してしまうと、彼女は同性からあまり良い顔をされないと思います。しかし、彼女の立場になってみると、どうしてそのような状況になってしまったのか少し理解できるような気もします。
彼女は、本当に好きだった人に遊ばれていたということを知って、人を信用できなくなりました。
これは、人間不信にあたります。普段から、自分の居場所が決まっていない人ほど、不安になりやすく、こういった裏切りにどう対応してよいのかわからないのです。
彼氏が途切れることがないというのは、一人になりたくないという気持ちの表れから、こういった行動になったのだと思います。誰か一人でもいいので、私のことをみてほしい。そういった思いから、多くの人へ助けを出したのでしょう。
恋愛依存からぬけだすには
恋愛依存は、他のアルコール依存などのようにその対象となるものをやめたから問題ないというわけにはいきません。
一番良い方法は、一人の異性へ気持ちを伝え、気持ちを返してもらうことです。この気持ちの伝え方も、多くあればおもたい、少なければ関心がないなどと考えられてしまうので注意が必要です。
自分たちにとって、ちょうど良い気持ちの量がどのくらいかを早めに知ることで、恋愛は長く続いていくものです。身近な人に、異性との関係が少しだらしないと思うような人がいれば、もしかしたらそれは恋愛依存の一種かもしれません。
恋愛依存の人にとって、恋愛対象でなくても、自分を必要としてくれている、話を聞いてくれていると思うことができれば、気持ちが軽くなります。心当たりがあるなど、そんな人は、ぜひ声をかけてみてあげてください。
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