つんく♂さんが考案し、EXILEのメンバーなども何度も実践している「おにぎりダイエット」が、今一般のダイエットや美容に敏感な女性を中心に口コミで広がっています。
これまで「ダイエットの敵」と認識されていた炭水化物の塊であるおにぎりを敢えて使用するダイエット法とは、一体どのようなものなのでしょうか。
この記事をザッとまとめると
- おにぎりダイエット12の知識まとめ
- お米や炭水化物は太るんじゃなかったの?
- 炭水化物をとるときはおにぎりにしてみる
- おにぎりで痩せられるの?
- おにぎりダイエットの方法は?
- おにぎりの具はなにを選べばいいの?
- おにぎりダイエットと相性のいいおかずは?
- おにぎりダイエットをするならお味噌汁をつけよう
- 注意したい食べ物
- おにぎりダイエットの注意点は?
- 余計なエネルギーは使わない!
- お米は冷ました方がダイエットに効果的
- レジスタントスターチをご存知ですか?
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おにぎりダイエット12の知識まとめ
お米や炭水化物は太るんじゃなかったの?
炭水化物は身体の中で糖分に分解され、身体を動かすエネルギー源となります。
しかし、使用されなかった分については脂肪として身体に蓄えられてしまうため、「炭水化物=太る」とされてきました。
また、空腹時に炭水化物を摂取すると、血糖値が急激に上昇し、それが太る原因にもなってしまいます。
しかし安易に炭水化物を抜いたり、極端に減らしたりすると、身体にエネルギーが足りなくなり、肌荒れやイライラ、集中力の低下を招いてしまいます。
炭水化物をとるときはおにぎりにしてみる
ご飯、パン、パスタ、お餅、芋類など、数あるたんぱく質の中で、原型をそのまま留めているのはご飯だけです。
ご飯はパンなど他の炭水化物と比べると分解に時間がかかるため、血糖値の上昇スピードも緩やかです。
また、消化吸収率・持続性も他の炭水化物より高い大変優秀なエネルギー源なのです。
食物繊維やミネラル、必須アミノ酸など他の栄養素もバランスよく含まれており、ダイエットの敵であるどころか、ダイエット中にこそ食べたい最大の味方なのです。
おにぎりで痩せられるの?
しかしおにぎりを食べれば痩せる!と思ってしまうのは少し早計です。
というのも、おにぎりダイエットは本格的なダイエットではなく、体内環境が生まれ変わるサイクルに合わせておにぎり中心の食事をすることで体質を改善し、痩せやすい体質になるという言ってみればダイエットの下準備にあたるような方法なのです。
その為おにぎりダイエットを行う期間の目安は2〜3週間とされていて、それ以上行ってもあまり効果はありません。
2〜3週間で腸内の環境を整えて排便力を上げ、普段取り過ぎてしまっている糖質や脂質を抑えることでダイエットに繋げます。
おにぎりダイエットの方法は?
おにぎりダイエットを行うためには、まず毎日ご飯を食べる時間を決めてしまいます。
もちろん1日3食で、1日につき1〜3合のおにぎりを食べるようにします。
目安としては、朝1〜2個、昼2〜3個、夜0〜1個です。
おにぎりにこだわらなくても、ご飯をそのまま食べても構いませんが、食べる量のわかりやすさや配分のしやすさという観点から言うと、やはりおにぎりが都合が良いでしょう。
おにぎりの具はなにを選べばいいの?
おにぎりの具は、梅やおかか、昆布、ごま塩、岩のりなどシンプルなものを選びます。
ツナマヨなどマヨネーズを使っているものや、カルビなどは高カロリーすぎるのでNGです。
おにぎりダイエットと相性のいいおかずは?
おかずは野菜中心とし、肉や魚は食べないようにします。
油は大敵なのでドレッシングは控え、生野菜であればポン酢や塩など油の入っていない調味料を使用しましょう。
献立の都合でどうしても油を使いたい場合は、サラダ油ではなく亜麻仁油の使用をおすすめします。
分解が早くすぐに脂肪になってしまうパスタやうどんなどの麺類、パン、芋類、とうもろこしなどお米以外の炭水化物もダイエット期間中は食べません。
おにぎりダイエットをするならお味噌汁をつけよう
大豆はお米とお互いに足りない種類の必須アミノ酸を補い合える関係で、お米と一緒に食べることで身体に必要なエネルギー源をまんべんなく摂ることができます。
そのため、お味噌汁はむしろ推奨されます。
ただし、やはり具は野菜や豆腐、ワカメなどにして、肉や魚は使わないようにしましょう。
注意したい食べ物
一般的なダイエットと同じで、清涼飲料水やお酒、お菓子は厳禁です。
また、果物も糖質が高いため、摂り過ぎに注意してください。
どうしてもお腹が空いてしまう時は、野菜かやはりおにぎりを食べるようにしましょう。
普段サプリメントを使用されている方は、どうぞそのままご利用を続けてください。
おにぎりダイエットの注意点は?
ダイエット中の水分補給には水が最適です。
味のついたものを飲みたい場合には番茶などカフェインの少ないものを選びましょう。
また、コーヒーや紅茶は砂糖なしで飲むようにします。
また、大豆はお米と相性が良いとは言え、過剰な栄養の摂取を控えたいこの期間中には納豆の栄養価の高さは若干気になります。
食べるなら1日1回、昼食時に食べるに留めましょう。
余計なエネルギーは使わない!
そしてダイエット期間中に一番大切なことは、「過度に運動をしない」ということです。
ダイエット中なのに?と意外に思われるかもしれませんよね。
必要最低限のエネルギーのみを摂取し、体質改善のためにその多くを使っているダイエット中にウォーキングやマラソンなどの運動を行うと、代謝を崩してしまうことがあります。
受験勉強などで脳が普段以上にエネルギーを消費している時も、このダイエットは避けましょう。
お米は冷ました方がダイエットに効果的
おにぎりダイエットでは、おにぎりにこだわらずご飯そのものを食べても問題ありません。
おにぎりのメリットは一日の配分がしやすいこと、しかし他にもおにぎりの方が良い理由があります。
レジスタントスターチをご存知ですか?
ご飯を冷ますと、人間の小腸では消化されない「レジスタントスターチ」ができます。
レジスタントスターチは消化されないまま大腸まで届くので、脂肪になりにくく食物繊維のような働きをするため腸内環境の改善の手助けもしてくれます。
朝もしくは前の夜に一日分のおにぎりを作り、それを持ち歩くのが手軽で食べる量も固定できるので便利です。
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