成人式前に知っておきたい、成人式あるある

成人式を迎える新成人の皆さん、残り3ヶ月をきって楽しみな反面、長時間振袖を着ているので大丈夫かな?と心配になる人もいるはず。今回は、成人式あるあるで先輩たちが失敗してしまった例などをご紹介いたします。ぜひ参考にして、楽しい思い出になるように知っておきましょう。

①朝ごはんを抜いてフラフラ…

少しでも綺麗に見えたいとか、普段朝ごはんを食べていないからとか理由は様々ですが、朝ごはんを食べなかったために体調を崩してしまったという方が多いそうです。当日、とにかく何かを口にしておくことをおすすめします。成人式では早い人だと朝の3時から起きて、4時には着付け開始なんてことも。式典が終わって私服に着替えるまで長丁場ですから、とにかくこまめに何か口にすることを心がけてみて。エネルギーチャージできていればどんなに長丁場でも空腹に耐えれてハッピーに過ごせるはず。

何にも口にしたくない方は、グミや干し梅、ドライフルーツなどをカバンに忍ばせておくこともおすすめ。吐き気対策に飴などもイイかもしれませんね。

②振袖の締め付けに耐えられず…

これまた女子あるある。細く見せたくて少しでもと思い、お腹を引っ込ませる人が多いみたいです。そのため苦しくてだんだん吐き気をもよおす人も。ここは我慢せず力を抜いて引っ込ませずリラックスして着付けしてもらうのがポイントです。せっかくの成人式なのに苦しい思いしたくないですもんね。着付けの方が苦しくないか聞いてくださいますが、我慢せず自分からちゃんと言ったほうが良いです‼︎

締め付け対策としては、我慢しないことのほかに、腰ひものアイロン掛けも効果的と言われています。しわくちゃになっていると細くなって硬くなるので当たる面積が小さくなり痛くなるとか。事前にチェックしておくとイイかも。またコーリンベルトが骨に当たったり、食い込んで痛かったという人もいるようなのでとにかく着付けの方には我慢せずにきちんと言おう。

③階段の昇り降りが意外と苦戦した…

階段の昇り降り、これまた意外と苦戦するんですよね。可動域も制限されるので結構昇り降りがしにくい。わたしも苦戦しました。あとは車移動の人は車の乗り降りもコツを掴まないと気崩れしたり降りにくくて大変だったという声も。また、振袖をせっかく着ているので美しく見えたほうが男子受けもイイ。では、どうしたらいいのか?

まず、着付けしてもらったら裾割りをする。

着付けの後、足を肩幅くらい開きます。裾を左右に開くように膝を軽く2回〜3回曲げます。イメージは軽めのスクワット。着物と長襦袢の裾のまわりが窮屈に感じなくなればOK‼︎そしたら、まっすぐに立って、着物を整えます。

この裾割りをすることで、びっくりするくらい歩きやすく、着崩れも防いでくれるそうで。ただ、忘れずに着付けの後に速やか‼︎あまり人に見せるものではないのでね…。

では、歩き方に行きましょう。

いくら裾割りをしたからといって、普段どうりに歩いてしまうと裾が乱れてしまうので着崩れの原因に。ポイントとしては、

★振袖に合わせて歩幅は小さく。

振袖を着ると裾まわりが小さくなるので自然に歩幅が小さく、また内股気味になると思います。また、帯のおかげで背筋も伸びて姿勢良く歩けるはず。これで美しく見えますね。

次に階段です。

階段で裾を踏むと転倒にもなりかねませんし、裾の汚れの原因にもなってしまいます。駅や会場などでは他の人にも踏まれないよう注意しましょう。

★右手で裾を軽く持ち上げ、昇り降り。

両方の袂(袖の垂れ下がった部分)を重ねて左手にかけてもつ。

ここで注意しないといけないのは、あまり持ち上げすぎないこと。足袋が見えすぎると見栄え的に良くありません。

★昇りはつま先に重心をかけて。

かかとも上がりやすく、地肌も見えないので上品に見えるそうです。

車に乗るときのポイント

①大きな荷物は先に車に入れて。

②袖が邪魔にならないように階段の昇り降り同様に左手で両方の袂(袖の垂れ下がった部分)を持ちましょう。

③裾が崩れないように右手で裾を持ち上げて横向きに浅く座りましょう。車の天井で髪が乱れないように気をつけながら頭を低くするのも忘れずに。そして足を揃え、お尻を基点にして90度回転して正面を向きます。

⓸最後に裾を綺麗に整えて帯が崩れないように浅めに座りましょう。

※車から降りるときは、この手順の逆をしてくださいね。

いかがでしたか?これらのポイントは今後お着物や浴衣などでも活用できる知識なので覚えておくとワンランク上の大人な女性になれること間違いなし♡知らないお友達にもぜひシェアしてあげてね。