・調査概要
調査内容:成人式 振袖を選ぶためにどんな情報ツールを使っているのかについて
調査対象:2021年に成人式を迎えた女性100名
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年12月25日~1月25日まで
・サマリー
今では誰がかかってもおかしくないとされている新型コロナウイルスの影響で様々なイベントの中止が相次ぐ中、成人式は形を変えてでもおこなって欲しいと思う方も多いのではないでしょうか?外出の自粛もある中で、今回は、成人式の振袖を選ぶときの情報収集ツールについての調査ですが、最近の情報収集ツールの主流とされるSNSからの情報収集がもっとも多いという結果になりました。また、中でも最近の若者の間で人気となっているTik TokやInstagramでの情報から振袖を選ぶときの情報ツールとして使われているという結果になりました。
振袖選びやお店探しについて、従来では、お店からのカタログが送られてきて成人式についての興味や関心が出てきたり、お店に見にいったりという流れが主流だったと言われていますが、スマートフォンやインターネットが充実してきている現在では、スマホ社会の現在ではSNSがメインであることが明らかになりました。
・調査結果
「Q1.成人式を意識したきっかけは何ですか?」(自由記載)という質問では、
*好きなモデルさんが成人式の振袖準備していたから
*好きなYouTuberが前撮りしていたから
*インスタ広告に成人式の振袖の広告が流れてきたから
*親にそろそろ準備しないとと言われたから
*友達が準備を始めたから
*カタログが送られてきた
といった結果になりました。
「Q2.着たい振袖を選ぶにあたり何を参考にしましたか?」(自由記載)と質問したところ、
*好きな芸能人のSNSに上がっていた振袖を調べた
*インスタ広告で流れてきた振袖をスクショしてお店に問い合わせした
*イメージモデルしているモデルさんが好きな人でその子のコラボ振袖が可愛かったからそれに決めた
*Tik Tok見てたら出てきた振袖が可愛くてお店に問い合わせした
などといった回答でした。
「Q3.振袖探しは大変でしたか?」と質問したところ、「はい」が39%、「いいえ」が61%という結果になりました。
成人式の振袖情報を収集するツールとして、SNSからの情報収集が多いという結果になりました。また、最近ではTik TokやInstagramを更新してる振袖店も多く、現代の若者に特化した情報ツール、集客方法なのではないかと考えられます。
もちろんまだ、カタログでの情報収集方法も残ってはいるものの、結論冊子で持ち歩くことなく、結局はカタログを写メに撮り、問い合わせをするといったケースも多いとも言われているそうです。また、現在ではSDGsの観点からもペーパーレス化をする傾向にもあるとも言われています。
成人式を意識するきっかっけとして、今ほとんどの若者は持っているであろうスマホからの情報収集が多く、今や母親世代もガラケーからスマホへと移り変わっていることからか、人気の振袖事情や、トレンド柄の認知が母親世代にも渡っていると言われているようです。
また、カタログが届くよりも先に準備をしている方が多いと言われている背景には、新型コロナウイルスの流行によって時短営業や人数を減らしての営業となっている店舗が多いからか、みなさん早めの準備に取り掛かっているのかもしれません。
また、最近では気軽にSNSを通して事前に情報収集ができるので、その年代にあったトレンドをリサーチすることもできるので、みなさんはやめから情報収集をしていることが伺えます。
・まとめ
今回の調査で明らかになった、「成人式の振袖の情報収集ツール」については、従来のカタログでの情報収集から、今ではSNSでの情報収集が主流になってきていることが今回の調査で明らかになりました。その背景には、スマートフォンの普及や、若者に人気のあるInstagramやTik Tokの普及があることが伺えます。
また、成人式を意識したきっかけについての質問に関しては、今時ならではのInstagramでの広告や、インスタグラマー、芸能人のインスタフィード投稿などからが多いという結果かからも、近年では、インターネットなどデジタル化が進んでいることが伺えます。
母世代もインターネットから?
新型コロナウイルスの影響からか、最近では、来店せずにズームなどでバーチャル来店を取り入れているお店もあると言われているようです。人と接触することを避けるための取り組みだそうですが、成人式の振袖は実際に自分の目で見てから決めたいという方や、実際に着て見ないとイメージが湧きにくいといった声も多いようです。なかなか成人式の振袖の選択にはバーチャル来店は課題が多そうですね。
また、母世代でもスマホを持っている人口が多いことからも、成人式の振袖についての情報収集も自らで行いやすくなったことからも、今回の統計に結びついたのではないでしょうか。
今後は、振袖選びにSNSカタログが主流の世の中になっていくかもしれませんね。
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