「前撮りや後撮りのアルバムを購入している人はどれくらいいるか」について、2021年に成人式を迎えた方を対象に調査をおこないました。
調査概要
調査内容：前撮りや後撮りのアルバムを購入している人はどれくらいいるか
調査対象：2021年に成人式を迎えた女性100名
調査方法：インターネット調査
調査期間：2021年12月30日～2022年1月30日まで
サマリー
他の記事でも取り上げておりましたが、新型コロナウイルスの影響で思うような生活がしにくい中で、”成人式に参加しない”いわゆる”写真だけの成人式”が今話題となっていると言われています。そんな中でも写真だけは撮影し、記念に残している方が多い昨今で、今回は前撮りや後撮りのアルバムを購入している方はどれくらいいるのかの調査をおこないました。
振袖レンタルや購入の特典として、２ポーズまでは無料などのお店も多い中で、プラスでアルバムの購入はどのくらいいるのでしょうか。
調査結果
「Q1.前撮りや後撮りはしましたか？」という質問では、「はい」が84%、「いいえ」が16%という結果になりました。
「Q2.アルバムは購入しましたか？」と質問したところ、「はい」が63%「いいえ」が47%という結果になりました。
「Q3.Q2で「いいえ」と回答した方に質問です。その理由は何ですか？」（自由記載）と質問したところ、
＊購入した＊
・遠方の親戚に見せるために買った
・写真のデータが欲しかったから
・気に入った写真が多かったから
・２枚もらえるけど迷って選べなかったから
・元々買う予定でいたから
・成人式は出ないけど欲しかったから
・おじいちゃんおばあちゃんが欲しいと言っていたから
・アルバムのデザインが可愛かったから
・買うつもり無かったけどどれもいい写真ばかりで買いました
＊購入しなかった＊
・２枚までは無料で付いてきてたから
・買ってもどうせ見ないから
・高かったから
などといった回答でした。
「成人式に参加しないからせめての思い出に購入した」という方や、「新型コロナウイルスの影響で遠方の親戚に振袖姿をなかなか見せれないから購入した」という方、「祖父母が欲しいと言っていたためプレゼントした」という方もいらっしゃいました。「データが欲しいから購入した」という方もいらっしゃいました。
購入しなかった方の理由としては、「2枚は無料でついてくるから」「買ってもどうせ見ないから」という方、「高かったから」という方が多い結果になりました。
購入した方の中でも、元々は購入するつもりはなかったかたもいらっしゃいましたが、写真のデータをいざ見たときに”どれもいい写真で購入を決めた”と言う方も多い結果になりました。
まとめ
今回の調査で明らかになった、「前撮りや後撮りのアルバムの購入者数」についての調査でしたが、今回は新型コロナウイルスの影響もあってか、理由の中で最も多かったのは「コロナで会えない祖父母や親戚が見たいと言うから購入した」という理由と、「データが欲しいから」といった理由でした。やはり、成人式の思い出として記念に残しておく方が多いのかもしれません。また、遠方の祖父母や親戚に見せるための購入といた点からも、思うように会えない世の中にはピッタリの存在なのかもしれません。
また、データが欲しいといった方も多く、スマホでデータを保存できるると言うところもポイントが高いのかもしれません。確かにセルフィーでもたくさんいい写真は撮れるとは思います。ですが、プロのカメラマンにスタジオやロケーションで撮影してもらった写真はとても綺麗ですし、いい記念になりますよね。こういった点からも、アルバムの購入が多い理由と言えます。また、最近ではアルバムの購入でオマケのようなミニアルバムも付いているお店もあるようで、おまけでもらったものをプレゼントにしたりもできるので、自分の元にもアルバムとして、また、データとして両方残せてなおかつ祖父母などにプレゼントまでできるので購入を選ぶ方はそういった活用方法を実践しているようです。祖父母に成人のお祝いをもらったお返しとしてプレゼントする方もいるそうです。素敵なお返しにおじいちゃんおばあちゃんも嬉しいのではないでしょうか。
”アルバムは一生の思い出に”
アルバムは見返す楽しさがありますよね。自分が大人になった時や、自分に子供ができた時、恋人や両親、親戚などと見返すことも。この時はこんなことがあったなと振り返ることもできますし、振袖の思い入れを話すのもいいかもしれません。アルバムはデータと違い、物になっているからこそ、その時の気持ちを思い出したりできるのがいいのではないでしょうか。また、アルバムのデザインも可愛らしいデザインのものが多く、撮影した背景に合わせたデザインでとってもおしゃれなのも購入のポイントと言われているようです。
せっかくの人生で一度きりの成人式。アルバムとして写真で思い出を残す。とっても素敵ですね。データのみでいいと言われる世の中になりそうですが、紙で実物で残すのは実際に手にとって触れられる思い出なので大切にしていきたいものですね。
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