前撮りで振袖を着る際に、できるだけ苦しくならないための方法やコツをいくつかお伝えしますね。嘔吐恐怖症や不安障害がある中での撮影は、確かに不安も大きいかと思いますが、工夫次第で少しでも快適に過ごせるはずです。
1. 事前に伝えることが大切
・着付けをしてくれるスタッフに、嘔吐恐怖症があることや締め付けが苦手であることをしっかり伝えましょう。プロの方はその人に合わせた着付けが可能です。
・「ゆるめに着付けてほしい」「体調が悪くなったらすぐに伝える」など、事前に要望を伝えておくことで安心感が生まれます。
2. 締め付けない着付けをお願いする
振袖の着付けは通常、「苦しくないのにしっかりと着付ける技術」があります。
・特に「補正」と「帯の締め具合」がポイントです。
– 補正(タオルなどで体の凹凸をなくす作業):必要最低限にしてもらいましょう。過剰な補正は苦しさにつながります。
– 帯の締め方:帯は後ろで締めるので、苦しさが出ないように調整してもらうことが可能です。「帯がゆるくても大丈夫な着付けをしてほしい」と伝えてみてください。
3. 深呼吸しながら着付けてもらう
・着付けの最中に、自然に呼吸を止めてしまうことがあります。
・「苦しくなりそう」と感じたら、ゆっくりと深呼吸をしましょう。スタッフにも「少し休憩したい」と伝えて問題ありません。
4. 帯の下側をゆるめにしてもらう
・帯を締める際、胸の下(みぞおち付近)をきつく締めすぎると苦しさを感じます。
・「帯の下側(お腹周り)はゆるめにして、上側(背中側)でしっかり固定してほしい」と伝えてみましょう。これで安定感は保たれ、締め付け感も減少します。
5. 下着は締め付けないものを選ぶ
・振袖の下に着る和装ブラは、締め付けが少ないものを選びましょう。普通のブラジャーはワイヤーがあると苦しくなる原因になります。
・ウエスト周りもゆったりしたものを着用しましょう。
6. 体調が悪くなったらすぐに伝える
・「ちょっと苦しい」「少し気分が悪い」と感じたら、無理をせずすぐに伝えましょう。休憩を入れたり、再調整してもらえます。
7. 撮影中の姿勢も意識する
・撮影中は緊張して背筋を伸ばしすぎると、逆に苦しくなることがあります。自然な姿勢で大丈夫です。
・意識的に肩の力を抜いて、ゆっくり呼吸をするようにしましょう。
8. 時間に余裕をもって行動する
・撮影当日は焦らず、リラックスして臨めるように、早めの行動を心がけましょう。焦ることで不安が高まることもあります。
9. 前日・当日は体調を整える
・前日は早めに休み、当日は朝食を軽く取ってエネルギーを補給しておきましょう。空腹も体調不良の原因になることがあります。
・水分も少しずつ摂りましょう。
10. 浴衣を着たときの感覚を思い出す
浴衣を着た経験があり「苦しいと感じなかった」というのは、とても良い材料です!振袖も浴衣と同じように、「ゆるくても綺麗に着られる」とイメージして臨みましょう。
まとめ
不安がある中での前撮りは大変かと思いますが、着付け師さんにしっかり伝えることと、ゆるめの着付けをしてもらう工夫が大切です。無理をせず、少しでも苦しさを感じたら遠慮なく伝えることで、負担を減らすことができます。
素敵な振袖姿で、思い出に残る前撮りになりますように。応援しています!😊
コメントを残す