30年後、成人式と振袖業界はこう変わる

少子化、価値観の多様化、AIの進化。
振袖業界は今、「衰退産業」と言われることもあります。
しかし、私はそうは思っていません。
振袖業界に10年以上携わり、
全国の成人式・前撮り・家族の現場を見続けてきた立場から断言します。
30年後、成人式は残る。
そして振袖の価値は、今よりも“重く”なる。
成人式はなくならない。ただし「今の形」は終わる

まず前提として、
成人式そのものが消えることはありません。
なぜなら成人式は
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大人になる本人のための行事ではなく
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家族が子どもの成長を祝う文化
だからです。
ただし、現在のような
市町村主導・大規模会場・一斉集合型の成人式は
30年後、確実に主流ではなくなっています。
30年後の成人式の姿
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小規模・分散型の記念式
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家族単位での成人祝い
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リアルとデジタルを組み合わせた成人記念
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写真・映像・体験として一生残す成人式
「式に出るかどうか」ではなく、
「どう祝われ、どう記憶に残るか」
これが成人式の本質になっていきます。
振袖は「衣装」ではなく「人生の象徴」になる

30年後、振袖を着る人数は
今より確実に減っています。
それでも振袖は、消えません。
なぜなら振袖は
人生で一度だけ、家族の想いが可視化される衣装
だからです。
価値が下がる振袖
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みんなと同じ色・同じ柄
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価格だけで選ばれる振袖
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成人式当日のためだけの振袖
価値が上がる振袖
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家族の想いが込められた一着
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自分の価値観を表現する振袖
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写真・物語として一生残る振袖
30年後、振袖は
「着るもの」ではなく「語られるもの」
になります。
30年後、振袖業界は確実に二極化する
これは厳しい現実ですが、避けられません。
生き残る振袖店・ブランド
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成人式を「体験」として設計できる
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本人と家族の想いを言葉にできる
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写真・動画・記念を一生の価値として残せる
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AIやデジタルを“効率化”ではなく“感動の増幅”に使える
消えていく振袖業者
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安さだけを武器にする
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カタログを並べるだけ
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「昔からこうだから」という思考停止
30年後に残るのは、
振袖を売る会社ではありません。
成人という人生の節目をプロデュースできる存在です。
AI時代でも、振袖だけは人の手を離れない
30年後には
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AIによる似合う振袖診断
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バーチャル試着
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データとして一生残る成人記録
これらは当たり前になります。
それでも、
最後に振袖を決める瞬間は、必ず人の感情です。
「この振袖で送り出したい」
「この一日を、ちゃんと残したい」
この感情だけは、
どれだけAIが進化しても代替できません。
振袖業界が30年後も果たすべき使命
振袖業界の仕事は、
着物を売ることではありません。
それは
家族が「ありがとう」を伝える瞬間をつくること。
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親が子どもに伝えきれなかった想い
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子どもが大人になる覚悟
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家族の時間が一枚の写真に残る価値
これを理解し、形にできる業界だけが
30年後も必要とされ続けます。
#振袖gramが目指す未来
#振袖gramは
振袖を「商品」としてではなく
人生の節目を彩る文化として届けたいと考えています。
安さや流行ではなく、
「この振袖でよかった」と
10年後、20年後に思い出してもらえる体験を。
振袖業界は、衰退産業ではありません。
再定義される文化産業です。

















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